Poppe + PotthoffがTOP 100を受賞

2023年2月16日ヴェルターにて
当ファミリー企業のイノベーションが讃えられ、6月に受賞

Top 100とは、ドイツのメディア企業compamedia社による、イノベーションリーダーの中小企業に授与される賞です。今年はPoppe + Potthoffの革新的な製品とシステムで市場をリードしていく力が認められ、待望の賞を受賞することになりました。6月23日にアウグスブルクで開催される授賞式にて、科学ジャーナリストであり同賞顧問のランガ・ヨーゲシュワー氏により、選ばれし企業に賞が贈られます。

受賞者の選定は、科学的な選定プロセスに基づいて行われています。Poppe + Potthoffは、ウィーン経済経営大学のイノベーション研究者であるDr.ニコラウス・フランケ教授とそのチームにより、「イノベーションを促進するトップマネジメント」、「イノベーション環境」、「革新的なプロセスと組織」、「外部志向/オープンイノベーション」、「イノベーションの成功」という5つのカテゴリーにおける100以上の選定基準に基づいて調査がされました。この賞で特に重要となるのは、該当のイノベーションが単なる偶発的な産物であるのか、体系的に計画されたもので再現性のあるものなのかという点です。

パイプメーカーとして1928年に創業したPoppe + Potthoffグループは、現在、世界中で1600名もの従業員を抱える企業となり、金属加工における幅広い専門知識に基づいて、50か国以上における多くのお客様にサービスを提供しています。ディーゼル噴射システム用の精密鋼管、コモンレールとライン、精密部品、産業用カップリングにおける従来の強みを基に、当社は、ゼロエミッションの未来への貢献として、水素システムならびにeモビリティのコアコンポーネントを開発してきました。また、P+Pは、若い企業に対して投資をすることで、持続可能性とデジタル化という課題に取り組むお客様をサポートするエコシステムを構築しています。Poppe + Potthoffは、お客様の開発パートナーとして、水素システムの全体的なアプローチにより、タンクから燃料電池または水素エンジンにガスを流す主要コンポーネントをすべて設計します。常に行われ続ける製造プロセスと品質基準の確認には、Poppe + Potthoff機械製造社が設計するテストベンチを使用しています。そうすることで、開発サイクルを効果的に短縮することができるからです。Poppe + Potthoffは、アジャイル手法を使用し互いに尊重し合うことで、企業グループ内における様々な能力をひとつにすることができています。それによって、PPH2という素材や新しいローターシャフトコンセプトのquick’nCOOLなど 、拠点にとらわれずそれを超えて開発されたイノベーションにより、革新力を持つグループ企業となっているのです。このイノベーションの力を讃えられ、Poppe + PotthoffはTop 100企業の賞を受賞することとなりました。

選考においてどんな企業でも等しくチャンスが与えられるようにと、同賞には、企業規模に応じて、従業員50人まで、従業員51人~200人、従業員200人超という、3つのクラスが設けられています。今回は、TOP 100の30周年ということで、550社に及ぶ中小企業が応募し、そのうち計300社が選考を通ってTOP 100の賞を受賞するという、特に関心の高まった回となりました。賞の受賞は、企業規模クラスごとにそれぞれ最大100社となっています。この賞がドイツの中小企業を対象としているのには、理由があります。ドイツでは、企業全体の約99%を占めているのが中小企業だからです。

「TOP 100では、イノベーション目標が各企業にとってどれほど重要視されているかという点が重要になります」と話すのは、同賞の科学ディレクターであるDr.ニコラウス・フランケ教授。「ルーチンや習慣が企業文化を支配しているのか、あるいは、既にある物に対して疑問を持ち創造的に考え直すことができている企業なのか、そしてそれを市場でうまく形にすることができているか。このような100以上の基準に基づいて、イノベーションの力を分析しています」と教授は説明しています。

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