最大6000バールの高圧インパルス試験スタンド

POPPE+POTTHOFFインパルス試験スタンドは、最大6000バール

インパルス圧力は油圧駆動の増圧器で生成され、油圧ユニットが350バールという一定の油圧を生成します。この圧力により、制御バルブを介して増圧器が駆動します。増圧器の増圧比は一定で、その直線運動により高圧を発生させます。制御弁には動的なサーボ制御弁を採用し、非常に高い試験周波数と正確な繰り返し精度を実現しています。

試験圧力曲線は、圧力トランスデューサで測定・保存され、保存したデータを基にテストの品質を後から評価することもできます。また、システムの圧力制御も、この圧力トランスデューサを通して行われます。試験媒体としては、作動油が使用されます。冷却システムは最適な調整がされており、増圧器と油圧装置の温度を平衡に保ちます。テストプロセスの視覚化は、PC上で行うことができます。

操作はメニュー方式で、ソフトウェアの特別なコンフィグレーションも可能です。自己監視型のこのシステムは、エラーが発生するとモニターに表示され、システムの電源が切れる仕組みとなっています。被試験物の故障は、オイルミストセンサで検出します。また、システムの電源が自動で切れた場合には、携帯電話にメッセージが送信できるようになっています。テストに関するデータはすべて自動的に保存されるため、このような場合にもしっかりとデータを保持することができます。

利点

  • 給電用の増圧器
  • 温度制御されたヘッド冷却
  • 簡単アクセスの増圧器
  • さまざまな圧力範囲に変換可能(600バール、1500バール、3000バール、4500バール、6000バール)
  • システム内デジタル通信
  • 被試験物とラインをカメラで監視
  • 拡張可能なLabVIEWアプリケーション
  • 各負荷スペクトル箇所に個別のコントローラーパラメータ
  • 実測値の統計データを上下別で収集

技術仕様

インパルス圧:高圧ヘッドに応じて、600バール、1500バール、3000バール、4500バール、6000バール
最大テスト周波数:30 Hz (試験量による)
インパルス形式:正弦波
試験媒体: レノリン
インパルス変位量: 約 11 cm (立方体)
ソフトウェア: G (LabVIEW National Insturments)
テストチャンバ: 高さ900 x 幅900 x 奥行き900 mm
油圧供給:1000ℓ
最大騒音レベル:75 dBA
電力供給:130 kW
幅:2.500 mm
高さ: 2.200 mm
奥行き: 4.100 mm

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